相棒第7シーズンが始まりましたね。
スタートスペシャルは合計3時間の長丁場。
テーマは「人道支援物資の行き先。」
相変わらず重いとこいきますね。
で、見た感想。
「消えていく命」に対して私は無頓着…いや、無関心だなと。
冷めた感じで見てしまう自分を後ろめたく感じました。
登場人物の一人が言った言葉がグサッと胸に刺さりましたよ。
「その気になれば救えるんだぜ、命が。」
…その気にならないんですよね、自分の事ばかり優先で。
ドラマの方は支援物資が還流され別な場所で売り捌かれていて、本来届けるはずだった国には空のコンテナが届いている…それに絡んだ殺人事件だった訳ですが。
待った無しで消えていく命をはかなんで、まさかあの人物が汚職に手を出していたとは思いも拠りませんでした。
政治は大きな力を持っているが、とてつもなく時間が掛かる…。
だから不法手段に出たと。
捕まってしまったその人の姿が悲しかったです。
人が死んでいくより、好きな登場人物が捕まった事の方が悲しいなんて、おかしな話なんですけどね。
ボランティアはお金に余裕があるかないかではない、他国の尊い命に想いを寄せられるかどうかだと。
つくづく感じた3時間でした。
あと、映画版相棒がレンタル開始になったので、早速借りて見ました。
こちらは数年前に起きた、テロリストによる邦人身代金殺人事件を彷彿とさせるもの。
彼は何故殺されたか、いや、何故日本国民に見殺しにされたか。
国外退去勧告に従わなかった彼の自己責任…。
でも、その勧告の発令を彼が知らなかったとしたら。
彼が居た処にその報せが届いていなかったとしたら。
その仮定は衝撃的で、冷水を浴びせられたようでした。
…背後関係を何も知らない第三者が、あれこれ気軽に口を出すものじゃないですね。
先日も邦人ボランティアがテロリストに殺された事件があったばかり。
…それは映画公開の後だったっけ?
その国の人々の為を思って活動していた彼の身に起きた事件は悲しいものであって、バッシングを受けるいわれはないのだと。
つくづく思いました。
さて、ドラマ「相棒」は今シーズンで亀山が外れるとか。
今後の展開が楽しみです(^-^)。
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