美咲が今度入園する予定の幼稚園は、新入園児125人のマンモス園。
募集は80人だったのに、膨れ上がったものです。
まぁ、応募者の希望を叶えようと受け入れてくれるのは、有り難い。
とは言え、人数が増えると先生が大変。
なので、子供達に慣れてもらおうと、今年は初の試みとして4日間の「入園前登園」が行われる事に。
・・・入園式までこの先二度と体験できないであろう遅寝遅起きを満喫しようと思ってたのに、残念至極。
とか本音を言ったら旦那に怒られそうだから黙っておこう。心の声が洩れてたかもだけど。
ともあれ、4日から始まりました。
9時半までに教室に送り届けて、母親は撤収。
子供達は先生と一緒に歌を歌ったり絵本を読んでもらって過ごして。
11時半にまた迎えに行く。
初めて母親と離れて過ごす2時間。果たして大丈夫か・・・?
初日は訳がわからないまま教室に入り、そのまま部屋の中の玩具に夢中。
母親いなくても気にしてなさそう。
ママさん仲間のTさんとこは泣いて離れない。
えらい違いだわ(-.-;)。
そして迎えに行くと、さっさと部屋から出て来て、これまたあっさり先生にバイバイ。
なんだろう、この逞しさ。
そして二日目、行く前は「お母さんも一緒にお部屋入って」なんていじらしい事を(ほろり)。
ところが教室の前に到着すると、小走りで入って行ってしまい、またもや母親放置。まぁいいか。
周囲を見渡すと、初日は訳がわからなかっただけの子供達が、ようやく幼稚園という場所の意味に気付いて。
号泣する子が増えてました。
知り合いのママさんの子供達も皆号泣。
お母さんも心配でいてもたってもいられない感じ。
そしてお迎えに行くと。
なんと美咲が泣いてるではないですか。
そうか美咲も人並みに淋しかったか~(^^)。
と思いきや。
事情を聞くと「喧嘩した」。
・・・そっちか(-.-;)。
実は前々から不安だったのが、「嫌な事があった時の気分転換」。
これまで悲しい時は、いつも私が宥めて泣き止んでいて。
その母親がいない時、自分で気持ちの整理つけられるのかなぁ?と。ちょっと心配。
三日目、泣く子と泣かない子がはっきりしてきた模様。
泣かれると辛そうだけど、あっさり行かれるのもある意味切ないデスよ。
迎えに行くと、「泣いた」報告。
また喧嘩したですか・・・(-.-;)。
でもちゃんと泣き止んでいる。
先生がうまく仲裁して宥めてくれたのかな?良かった(^^)。
でも頼むから毎日喧嘩しないでください。
穏やかにゆったり愉しく過ごして欲しい・・・(遠)。
そして最終日。
「幼稚園行かない~」と相変わらず泣く子もいるけど、子供なりに悟ったのか、結構落ち着いて来たよう。
先生ご苦労様です。
迎えに行くと、輪になって椅子に座って紙芝居を読んでもらってます。
夢中で聞いていて、こちらには見向きもしない。
一年前は読み聞かせになると興味なさそうに欠伸していたのに、成長したのかな?
そしてさようならの挨拶の後、現場を目撃。
ドアの前で男の子に引っ張られて、美咲が腹を立てて反撃。
続く叩き合いの応酬。先生が仲裁。
・・・なんで男の子相手に勇ましく立ち向かってるんだ(遠)。
頼むから、穏やかに目立たないように過ごして欲しい(-.-;)。
いよいよ入園です。